子供達に指導する中でいつも考えていることがあります。
それは「自分がこの歳の時、どう感じていたか」です。
『ドリブルする時は前を見ながら!』
コーチならよく口にする言葉です。保護者の方も見ていて思うでしょう。
「今パスできたのに」「あぁまた取られた」
なぜ前を見れないのか。
でも本来 めちゃくちゃ難しいことだと僕は思ってます。
ドリブルしながら周りを見渡せるって、結構ドリブルに余裕が出来てからなんです。その上で「周りを見渡す癖」を付けないといけません。
『免許取れたてで、風景を楽しみながら運転する』と似ていると思います。
僕は小学生の頃、ドリブル中はボールに必死なタイプの子の1人でした。週1回 2時間弱の部活だけで、そんなに上手くなれないですし。よく「前を見る!」と言われましたけど、目を離した瞬間 ボールがどっかにいく気しかしませんでした。
バンビシャス奈良のスクールコーチとして活動していると、40対2〜3 という割合で指導することがあります。正直もう統率をとるので限界で、細かな指導は余程気になる子以外はしません。(これ以上はあえて書きません。笑)
そんな中で「プロのプレイを知っていて、ある程度動きのイメージがある子」と「普段バスケは見ないから全くイメージが湧かない子」が混ざっている状況で一緒に説明することになります。
その上で「短い言葉の中で重要なポイントを少なく絞って伝える」、これが重要であり、難しいことでもあります。
子供達がなぜ出来ないのか、そこを考えることなく「〇〇してみよう!」とだけ言い続けても、お互いに「なぜ出来ないのか」が分からないまま進む可能性があるんですよね。
プロの動きを見たりする習慣の無い子は、どうやって前を見る余裕を作るのかすら分かりません。クロスオーバー(ドリブルの切り返し)のやり方も基本の動作以外よく分からないはずです。
昔のNBAにも、そういった技術が一切なかった時代というのがあります。
プロのプレイを知らない子供達は、その時代の選手たちとそっくりな動きをしています。
なので僕はなるべく、一緒にプレイしながら・見本を見せながら指導するようにしています。実際に見るのが1番の勉強になりますから。
