
バスケットボールは数あるスポーツの中でも珍しく、発祥の流れがハッキリとしているスポーツです。
さらに考案者もわかっている上、何日に誕生したか、どのような理由で生まれたか、全てがはっきりしています。これは非常にレアなんです。
例えばサッカーは、遥か昔の中国やヨーロッパなど複数の起源の説があり、アフリカ地域での頭蓋骨を使っていた説や、ゴムの材料となる木の実をつかっていたりと、沢山の説があります。
バスケがしっかりと判明している理由の1つが、そもそもリングになるものがいるからです。バスケットボールの由来もこれが関係しており、初期のバスケットボールは籠(カゴ、つまりバスケット)を使っていました。籠球と漢字で書いたりするのは、これが理由です。桃のカゴを使ったのが最初のきっかけなんです。
〜バスケの誕生〜
アメリカの私立大学にいた体育教師のジェームズ・ネイスミスが考案。
冬は屋内の競技が体操を中心としたもので不評だった。そこで学生達が意欲的に取り組める他のスポーツを検討するも見つからず、ネイスミスがほぼ1人で考案する。基本的なルールは当時は13個。現在では200以上となっているが、主軸のルールは変わっていない。13個のルールは全て今でも形を変えながらも採用されている。
- ボールはいかなる方向へも、両手または片手で投げることができる。
- ボールはいかなる方向へも、両手または片手で弾くことができる。
- 選手はボールを持って走ってはならず、ボールをキャッチした場所から投げなくてはならない。
- ボールを保持する際は、両手を使わなければならず、腕や体を用いて保持してはならない。
- 選手は、相手チームの選手に肩をぶつけたり、抑え込んだり、押したり、体をひっかけたり、ぶつけてはならない。これらが生じた場合、1回目はファールとしてカウントするだけだが、2回目は次のシュートが決まるまで、ファールした選手をコートへは戻せない。また、相手を負傷させる明確な意図が見受けられた場合、ファールした選手を退場とし、その試合には戻すことができない。
- 上のルール3~5を適用して、ボールを拳で叩くことはファールと見なす。
- 片方のチームが3回連続してファールを犯した場合、相手チームの得点とする。ただし、片方のチームが3回連続してファールした場合のみとし、その間に1回でも、もう一方のチームがファールを犯していた場合は除く。
- ディフェンスがシュートに触れたり、妨害することなく、ボールが投げられあるいは弾かれてカゴに入り、そこに留まった場合にのみ、ゴール(得点)が認められる。また、ディフェンスにより、カゴが動かされたりした場合は、得点として認められる。
- ボールがコートの外へ出た際は、選手によるスローインが行なわれ、どちらのチームの保持か明確でない場合は、審判によるスローインが行なわれる。投げるまでに5秒の時間が与えられるが、これを越えると相手ボールとなり、アウトオブバウンズを執拗に繰り返すチームには、線審(原文:umpire)により、ファールが課せられる。
- 線審とは、選手についてのみをジャッジする。ファール数の記録を行ない、上記の3回連続ファールを審判(referee)に伝える役目を果たし、上記のルール5による選手の退場権限も持っている。
- 審判はボールについてジャッジを行なう。プレー中のボール、バウンドしている時のボールが、どちらのチームの保持なのかを判断しなくてはならず、また試合時間も管理し、得点の管理もしなくてはならない。
- 試合時間は、前後半制で各15分ずつとし、間に5分の休憩が入る。
- より多くのゴールをしたチームが勝者であり、引き分けた場合は、両チームのキャプテンの同意により、次のゴールが決まるまで、試合は続行される。
そして1891年12月21日、この学校で歴史上初めてのバスケットボールの試合が開催された。
・・・ということで第2回へ続く。
